会員による新刊紹介:小畑精和著『カナダ文化万華鏡』 [資料紹介]

新刊書紹介:小畑精和『カナダ文化万華鏡:「赤毛のアン」からシルク・ドゥ・ソレイユへ』(4/5)

小畑精和著『カナダ文化万華鏡:「赤毛のアン」からシルク・ドゥ・ソレイユへ』(明治大学リバティブックス、2013年3月、3,465円)

 拙著『カナダ文化万華鏡---「赤毛のアン」からシルク・ドゥ・ソレイユへ』が明治大学出版会から刊行されました。カナダを通して、文化を読む楽しみを味わっていただくのが出版のねらいです。多文化主義も、他者を理解しようとする好奇心がなければ、格差を放置する道具に堕してしまいます。カナダの想像力を、リアリズムとキッチュをキーワードに考察してみました。(小畑)

(以下は明治大学出版会2012年度発刊のご案内」より引用)
 『赤毛のアン』から『タイタニック』まで、J・ミッチェルからシルク・ドゥ・ソレイユまで、多文化主義を掲げるカナダ文化を初めて包括的に捉えた注目の書。想像力豊かなカナダ文化の精神的特色は、「サバイバル」にあった!
■目次
序論
(第1章 文化を語る際の留意点/第2章 リアリズムとキッチュ)
第1部 サバイバル
(第1章 M・アトウッドのサバイバル論ーー犠牲者の四つの態度/第2章 『タイタニック』ーーサバイバルの代名詞/『赤毛のアン』ーーイギリス系のサバイバル/ほか)
第2部 ありのままの現実・見えにくい現実
(第1章 アメリカ化しないカナダーー「炎と水」/第2章 フランコフォンの変容/第3章 現実と向き合う歌/ほか)
結論にかえて
(あとがき/参考文献/索引)

本書に関するサイト:http://honto.jp/netstore/pd-book_25571788.html
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